英検1級二次試験の結果について、ご報告が遅くなりすみませんでした。
1回目はダメだろうと思いつつドキドキしながら
結果報告のWebサイトに直行したところ
なんと、合格でした!
スピーチ7点/10、質疑7点/10、文法・語彙7点/10、発音7点/10で
ギリギリですが合格基準点の28点いただきました。
あれから、2週間。
自分の中に「受かってほっとした」という気持ちと、「実力が十分足りていない」という気持ちがあります。
ですので、これからも色々な英語の勉強をし続けたいと思っています。
兎にも角にも3年半の「英検1級への道」の山の頂上にたどり着きました。
3年半という数字は平凡な英語の成績だった私には長くはありませんでした。
学ぶプロセスは、達成したことと同じくらい良い経験でした。
経験豊かなトレーナー(講師)に出会い、
合格するための(英語)筋力作りをしてもらい、最短の道筋を教えてもらいました。
また、一緒に歩む勉強仲間のおかげで、励ましあったり、
合格された方の勉強法を知ることができました。
そこで、私も自分がたどり着いた“合格に必要だと感じた勉強内容”についてシェアしたいと思います。
特に「単語」と「英作文・スピーチ」、「リスニング」について今回はシェアできればと思っています。
①単語学習
過去問のパート1を時間を測って解き、復習をして覚えこむのがよかったです。
同じクラスの方々と毎回授業後に自習テストを続けたことで時間配分を身につけることができました。
4300語くらい覚える必要もありますが、やみくもに単語アプリをするよりも、
最近の過去問から学ぶ方が効率が良いと思いました。(先に合格した方からの助言)
独学で上手く覚える方もいますが、暗記が苦手な私は仲間とのテストや先生の宿題チェック
という緊張感でしっかり記憶できると悟りました。
②英作文&スピーチ
今回の二次試験対策でゾッとしたのは20分かけて作っていた英作文を
スピーチは1分で考えないといけないことと、
その内容を書いて覚えることもできないことでした。
一次試験対策では英作文のトピックの理由を思いつけず、苦手だなと思っていましたが、
そんなことを言っている場合ではありませんでした。
とにかく、すぐ理由が浮かばないといけない!ということで対策に目覚めました。
各分野ごとに社会問題の背景を構造的に説明できるようにまとめて、
自分なりに納得する理由を2つ決めました。
英作文にも利用するなら3つ決めておくのもいいかと思います。
その後、スピーチ用には150~190字くらいの文章を作成します。
ChatGPTを使い自分が納得のいく理由を見つけたり、文章の校正をしてもらいました。
そのようにして毎日3つくらいの問題の理由をまとめて短い文章を作りました。
過去に合格された受講生が二次試験対策を猛烈にしていた気持ちがよく分かりました。
このトピック毎の意見をまとめていく作業の大変さは毎日スパーリングをしているような気持ちでした。
さらに、オンラインレッスンの講師からスピーチの組み立て方や意見の選び方なども教えてもらいましたが、
そちらはまた二次試験対策の話ができるときにアップしたいと思います。
トピック毎に意見をまとめた後は単語帳のように「トピック問題」を書き、
その裏に「2つの理由」を書いてすぐに理由が思いつくようにまとめていきました。
どんな方法でもいいですが、パッと理由が浮かぶように準備が必要だと思いました。
③ディクテーションとシャドーイング
リスニングの問題をディテーションしてシャドーイングするワークや、
英作文のフレーズを暗記して音読する練習はスピーキングにとても役立ちました。
「話せるスピードしか聴き取れない」と講師の一人が言っていましたが、
シャドーイングをすることで発音やイントネーションが良くなり、
暗記もしやすくスラスラとスピーチをすることができます。
私は通勤途中やウォーキングをしながら等、すきま時間に行っていました。
かためてやるよりちょこちょこと毎日行うことをお勧めします。