報告

【6月の報告】教室授業とオンライン授業の違いを体験しました。

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全国の緊急事態宣言もひとまず解除され、6月半ばからゆるやかに教室授業が始まりました!
久しぶりに直接会う生徒のみなさんはとても嬉しそうで、スタッフも思わず笑顔になります。オンラインでお会いしていた生徒さんにも、思わず「お久しぶりです!」とご挨拶してしまいますね。

コロナ禍で外出もままならない中、この4月から「学びを止めないように」と先生のお声からオンラインクラスが始まり、生徒、講師の先生へのサポートを頑張りました。
オンライン授業は皆さん初めは緊張しながらも、数回繰り返すと授業ログインもお手のもの。オンライン授業では、参加者全員の顔が画面に写ります。「眠そうな顔はバレてしまうから、しっかり集中できていい!」とのお声も。
英会話上級クラスのとある回では、最近買ったものをテーマに画面越しに見せて自慢し合いながら会話するなど、オンラインならではの盛り上がりがありました。先生ご自慢の新しいシンセサイザー(電子楽器)が見られたのも、オンラインならでは!
合同授業を設けたり、他のクラスに期間限定で参加してみたり。新しい刺激が多かったとのお声も頂きました。移動時間がないからと、家事の合間に受けられる生徒さんも多くいました。

↑英会話上級・授業中の様子。
右下の生徒さんはお部屋の中のピアノを見せようと、なんとカメラごと移動中…
左下の生徒さんの最新型扇風機は大きすぎて、画面からはみ出しちゃってます!

 

6月半ばからようやく始まった教室授業にも、一部スタッフは生徒として通訳中級クラスに参加しました。
1ページ終わるたびに質問時間があるので、思わず沢山質問。「このthemの示すのは?」「ここは単数だけど訳はこれでいい?」。「”The health minister”を”厚生労働省”と訳したけれど、これがなぜ小文字なのかと言うと…?」などなど。母国語に訳すと、いかに自分がぼんやりと読んでいたかが露わになり、先生や他の生徒の皆さんと一緒に考えながら学習が出来ますね。

オンライン授業と違って、教室授業はゆったりと、質問がし易かったように感じました。うっかり雑談も増えてしまいますが、それゆえにちょっとした疑問も聞きやすい! 久しぶりの教室授業に、新しい気付きが多くありました。
授業後半でスタッフが緊張しながら辞書の言葉通りにカチコチに訳していると、先生から「AIでなく人間が通訳をするのは、訳に心を乗せられるから。もっと自分の言葉を使ってみて」と助言を頂きました。
コロナ禍をきっかけに世の中全体が合理化により邁進する中で、大変心に残る言葉でした。

 

新型コロナの状況はまだまだ予断を許さず緊張の毎日は続きます。それでも前向きに、オンライン・教室の両方の良いところを少しずつ上手く取り込んで、逆境に負けない学びの場を作っていけたらいいなと思いました。

名古屋YWCA英会話では、引き続き消毒作業や換気の作業を行いながら、教室授業を再開しています。
なにかご不安な点あれば、いつでもお気軽にお問い合わせくださいね。

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