報告

【発達障がいの子どものための支援者養成講座】無事に終わりました。

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「発達障がいの子どものための支援者養成講座 3回講座」

9月~11月まで「子どもの行動をどう観るか」「感覚から子どもの困難を理解する」「子どもや保護者とどう関わるか」というテーマで3回連続講座を開講しました。

今回の支援者養成講座では初めてグループワークというスタイルで講座を開講し、子どもの支援に必要なアセスメント演習を行いました。アセスメントとは「対象者について理解するために、必要で的確な情報を得ること」であり、それが支援計画の土台となります。前半はテーマについての講義があり、後半はグループごとに事例検討演習を行いました。

第1回目「子どもの行動をどう観るか」では、講師の山下直樹先生からはアセスメントのスキルを学ぶ以前に、支援者はまず自分を知ることが大事と伝えました。支援者が自分の認識の仕方や癖を知った上で、その子どもを主観的、客観的に観る意味が出てくるとのことでした。

第3回目の「保護者とどう関わるか」では「アセスメントのための聴き方」でもテクニックを知る前に保護者の思いをどう受け止め、聴けるかが大事との話がありました。それを実感するために、聞いてもらえない体験とよく聞いてもらえる体験のワークを交互に行い、聴く姿勢について考えることができました。

<話を聞いてもらえない体験とよくきいてもらえる体験のワーク>

実際の事例検討を毎回行うことで、より現場に近い話をすることができ「仕事に活かせることが想像できた」「来年度も支援者養成講座を継続してほしい」という声を多くもらいました。 今後も支援者をサポートする講座を開講していきたいと思います。
興味のある方はぜひお問合せください。

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