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英検1級への道!~A.P. 通信~その4

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英検1級の勉強を始めて10か月目。今年度の講師になって5か月目。

クラスに属していることで途切れず勉強ができる環境もさることながら、
施先生からの「宿題はやってきましたよね」という暗黙の了解のおかげで否が応でも(?)
勉強が進みます。

今回はリーディングでさらに一歩ステップアップできるお話です。

先生は多読よりも精読、と言われます。
最初、この言葉は私にはショッキングでした。
最近の英語学習では細かく単語を調べながら読み解くことよりも、ざーっと素早く読むこと、英語を英語で理解することがネイティブに近づくという話を聞いていました。
まるで像を彫る時に、全体像を想像しながら大雑把に彫って、徐々に姿が見えてくるような感じです。
でも、今回は像の細かい彫り方を一刀ずつ正確に見ていくという方法です。
どうしてかというと、英検1級の長文読解は単語、構文、量がそれぞれ難解になり、質問もトリッキーなのです。問題文の主旨が大体わかっていたとしてもなんとなくで答えると間違えが多くなります。

だから、正確に理解する必要があるのです。それの大きなヒントが『構文』を読み解く、ということなのです。ここは重要なポイントですが、構文を読み解く時に日本語に訳すワークは日本語で英語を理解するということではなく、あくまで理解した文章を日本語で説明できるか確認するための作業です。もちろん英語で説明できれば尚、良いかと思います。

構文を読み解く力が高いと単語はある程度分からなくても正確に内容を把握することが可能になってきます!!だから先生は必ず過去問を解いた後に、問題文をすべて精読して文章の構造をパズルのように解くように言われます。この構文が解けないと、なんとなく読んで「ストーリーを勝手に作ってしまう」ことになるということです。
講師から構文を解くコツ教えてもらいながら、長文問題の精読をコツコツ続けていくと、徐々に長文読解が早く読めるようになってきました。さらに、他のクラスでもTED動画やニュース記事の文章が早く読めるようになって相乗効果です。
次は、長文読解の選択肢の選び方について発見したことです。
上に書いたように問題文の主旨が大体わかっていたとしても、質問の答えが間違えだらけの時があります。
大体言いたいことが分かっているのに少しのニュアンスの違いで選択肢を間違えてしまうのです。
そんなとき「どこにその内容が書いてあった?」と講師から質問されました。
そうです。選択肢の内容は必ず「文章の中」に書いてあるのです!
”この人の意見を要約せよ”という問題であっても、選択肢の答えはだいたい文章の言い換えです。だから、選択肢を選ぶ時は、この箇所に書いてあるこの一文と言えるように意識して読むことが重要です。
もちろん試験中にそこまで確認する時間はないかもしれませんね。
でも、今まで通りの勘で答えるとやはり正答率はあがってきません。
普段からそのように読み解く練習をすることで、文章の読み方が変わってくる様に思いました。
一緒にがんばりましょう!
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【英検1級への道シリーズ】
その1&2
その3


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◆日 時 

 

 

◆講 師:施 直美 (し・なおみ)名古屋YWCA非常勤講師

 

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